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The Art of the Bass /
Wayne Darling, Árni Egilsson, Niels Henning Ørsted Pedersen

taob.jpg

アウルニ・エギルソン(Árni Egilsson)が参加するWayne Darlingのリーダー作、
The Art of the Bass”をご紹介。

この作品はタイトルの通り、
ベース(コントラバス)を中心に制作されたアルバムで、
エギルソン、W.Darling, NHØPの3人によるベース以外に
メロディー楽器は一切ナシ。
 
同じ楽器が3本も同時に鳴っているため
音によって誰の演奏なのか判別することは非常に難しいのですが、
エギルソンはほぼ全面的にアルコ(弓)でプレイしているので、
彼の演奏は割と聞き取り易いと思います
(ライナーにはソロの順番も記載されているので、
それを頼りに聴き分けるのも良いでしょう)


アウルニ・エギルソンは1939年、レイキャヴィーク生まれのコントラバス奏者で、
あの世界的に有名な演奏家・指揮者であるウラディミール・アシュケナージ
(彼の妻がアイスランド人で、現在は彼もレイキャヴィーク在住)
とも仕事をするなど元々はクラシック方面で活躍していた人でしたが、
ジャズに対する関心も強く、
巨匠Ray Brownとアルバム”Basses Loaded”を制作しているほか、
何枚かジャズのアルバムを残しています。
現在はロサンゼルスで映画やドラマ音楽の編曲を行う
スタジオミュージシャンとして活動しているようです。

彼はTom Waits(トム・ウェイツ)のデビュー作“Closing Time”においても
アルバムのラストを飾る同名のインスト曲のコントラバスを担当していますが、
同じくアイスランド出身である人気SSWのMugison(ムーギソン)も
同アルバム収録の“Little Trip To Heaven”をカバーしています。
何か特別な関係があるのかは不明ですが、
オリジナルのミュートトランペットをスライドギターに置き換えたアレンジと、
最後に炸裂するムーギソンの熱いボーカルもなかなかの聴きモノなので要チェック。

O'luckey

Árni Egilsson Homepage
http://www.arnaeus-music.com/
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